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2009年1月15日 (木)

イスマンジェイ社「メラミックス」 2/2.E

   新シリコン合金「メラミックス」P2/2・E

金属シリコンをベース・比重4以下・非磁性・耐熱性・耐摩耗性・に優れ・ 高い「靱性」が有り・「燃焼合成方法」で製造 とても画期的だ。

ここで訂正、メラミックスの組成は シリコン48%  ニッケル 35%  アルミ10%  酸素 7%  化学式 ; Si5AlON7  と表記されている。
アルミ・酸素の比率を訂正します。
 
主要金属シリコンの原材料はケイ石、エジプトのサハラ砂漠で採掘。原材料はほぼ無限。
レアメタルに頼らないのがすばらしい。
金属シリコンへの還元生成は「モリンガ」と言う植物を植林してこれを木炭化し還元剤とする。
数年で10メートルに成長する。副産効果として、高栄養の葉や種油も有効に活用出来る植物だ。
化石燃料に頼らず生産出来る事はすばらしい。
大変な努力と交渉により将来の大量生産への布石を整えた事、賞賛したい。
現在製品として供給を始めた物は、ベアリングボールだ。
軽い事・錆びない事、ベアリング性能向上に大いに貢献するだろうに。

又、直近「メラミックス」の粘土化を実現したようだ。
超微細な「メラミックス」と水を混練、成形加工に適した技術を確立した。
ハイブリッド車の部品など自動車関連鉄鋼製品の代替として市場を拡張するだろう。

2009年に年10万トン体制を構築すべく新規株式公開「IPO」実施予定の様だ。
こんな会社にはぜひ新規投資(投機ではない)して発展を見守って観たいものだ。
M&Aの嵐に「イスマンジェイ」社が翻弄される事が無い事を衷心より祈る。

筆者「夢少年」の技術者生活中4大イベント
   ① 「ワンチップマイコン」の登場。 翌日の新聞を読むのが楽しみだった!
   ②  炭素繊維が実用化され始めた時。 飛行機・自動車が変わるぞー・・・
   ③ 「TRIZ」の登場に遭遇した時。   今までの問題解決・アイデア出しの苦労は何だったのだ・・・
   ④ 「メラミックス」登場。  新石器(セラミック)時代が始まるなー・・・

  10数年後には炭素繊維のボデー・セラミック筐体のモーターによる電気自動車が一般化している様な気がします・・・・ ( 日本の会社は開発する事が山程有るぞ、創造性強化だ)

さて、話を「TRIZ」に移すと・・・
燃焼合成方法の技術は西側社会では1970年頃にやっと解り始めたものだ、それがロシアの帰還宇宙船では1961年4月すでに耐熱セラミックで実用化していた。

「ISMAN」を訪問し独創的「耐熱セラミック」を知った渡邊 敏幸氏。
その記事を見知った私  ?? こんなに早くから「TRIZ」を使っていたんだろうか ??、と勘ぐった。

独創的技術開発・問題解決の手法「TRIZ」はいつ頃から使用されていたと推定出来るのか  ? 

「TRIZホームページ」を調べてみると推測材料の記事が有った。

「TRIZの母国を訪ねて」だ !!   http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jforum/TripRus990909/TripRussia990909.html

ここで「TRIZ」開発者Genrich Altshuller(アルトシュラー) に敬意を払い簡単に経歴を再確認します。

// 記事要約 //

     1926年10月15日に生まれる。
19歳  1946年に海軍の創造部で働く、スターリンに手紙を送り, 発明のプロセスを新しい技術で改良するべきと提案。
22歳   1949年 (? 体制批判により政治犯 ?)逮捕され, 強制収容所に送られる。
27歳   1954年 スターリンの死後、収容所から解放される。
      セミナーを催しつつ, 発明のためのTRIZ方法論について話す。
29歳   1956年に,TRIZについての初めての論文「創造性の心理学について」を発表。
34歳   1961年, 初めての著書『発明の学び方』を出版。 5万部印刷され, 完売。
43歳   1969年,『発明のアルゴリズム』出版
     40の発明の原理, 技術的矛盾の解消のマトリクスなどを記載
44歳   1970年、発明の方法論の研究所開設を許された、日曜日毎に開かれる学校で2年間のコースであった。
      第一世代のTRIZエキスパートが育っていった。
48歳   1974年, 当局はTRIZスクールを不許可にした。
     各地を旅行をしてTRIZのセミナーを行い,TRIZエキスパート弟子たちを教育指導して回る。
59歳   1985年にペレストロイカの時代が始まった
     多数のTRIZ専門家たちは西側諸国に移住していった。
71歳   1998年 9月24日に生涯を閉じる。

以上「TRIZの母国を訪ねて」記事の要約です。
 
又「TRIZの歴史の概要」http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jpapers/2008Papers/SouchkovHistory/jSouchkovTRIZHistory-081114.htm も参照して下さい。

そして日本においては1997 年3/3日号 日経メカニカル誌にて「TRIZ」が紹介された。

さて、ここからは「夢少年」の推考です。
宇宙船の素材開発などにはおそらく5年以上10年はかかるでしょう。
耐熱セラミックなどコア・コンピタンス技術は相当に慎重に開発しているはずでしょう。1961年4月の実使用から推察して、1951年頃から開発していたで有ろうと考えられる。
アルトシュラーは1947・8年頃から当局に発明のプロセスを提案している事、又1954年までの収容所中で多くの優れた科学者と出会い・話合っている事から「TRIZ」手法のスキル・テクニックは一部の人々に活用されていたであろうと推察する。
但し、コンピューターも検索技術も未発達の時代に特許情報を活用する事は非常に困難で有った事は推察できる。
帝政ロシア時代の 1812 年から特許法は整備され、又旧ソビエット社会主義共和国連邦も1931年から特許の法律を制定しているので、各機関は組織的に特許情報を応用・活用できたはずだ。
よってこの頃から一部とは言え「TRIZ」スキルは活用されつつあったと思っている。

「夢少年」自身 1989年から特許検索「PATOLIS」を使用しアイデア探し・問題解決に大いに活用した。
特許という情報の塊、切り口を変えて多方面から観ると実に新鮮な発想を誘発してくれる

リンク先 イスマンジェイ ;http://www.ismanj.com/
  TRIZホームページ(日本で最大・最詳);http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/
特許庁 特許電子図書館http://www2.ipdl.inpit.go.jp/begin/be_logoff.cgi?sTime=1228656791
* 無償で使用出来る、まずのぞいてみよう。

さてそれでは「TRIZ」はいったいどんな発明原理に相当するのだろうか ??
先人達の思考パターンを整理する事により、後輩の我々が同様な難問に陥った時に脱出の道標となる道筋を明示してくれている、「先取り作用」と言えないだろうか。

「先取り作用」の類似・類推例を探してみよう。

① 開封バンド / CDの開封用タグ
②  液体ボトルの密封シール / 同時に開封用舌シールをもうけてある。
③  自動ドアー / 顧客が入り易い様に直前に開口する。
④  インスタントラーメン / 具材を事前にセット用意してある。
⑤ 皮むきタマネギ・カット野菜  /  給食用タマネギの差別化サービス。
⑥  ホットペッパー / 事前割引サービス券発給。ビフォーア サービス
⑦ 牡蠣 殻開器 / 手引き用カットワイヤーを事前に装着。
http://www2.ipdl.inpit.go.jp/begin/BE_DETAIL_MAIN.cgi?sType=0&sMenu=1&sBpos=1&sPos=1&sFile=TimeDir_23/mainstr1231858467910.mst&sTime=0
⑧薬付きキズバンド  /  張り付けるだけで治療も済む
⑨味付きゆで卵     /  調味料を浸透させている
⑩スライスチーズ   / 一回分カット済み

TRIZ的 技術改善・改良のチェックポイント  
  「先取り作用」「ビフォーア サービス」   TRIZ №  IP 10/40

次回はレアメタル回収について考えてみよう !!

TRIZ の技術をふんだんに含んだ 問題解決手法・アイデア出し・新商品開発に効果的な手法 「アミダ メソッド」 一部公開しています。

覗いてみてください。

 http://gah03167.g.dgdg.jp/p003tejun.html    制作 /夢少年    

Terotupu_2

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コメント

イスマンジェイ社 大きく発展すると思いますよ。
今後ご注目を。
なるべく間を開けずに記事を投稿すべくがんばります。(o^-^o)              39 AK さま

夢少年様

早速ブログに伺いました。

技術者魂を感じる内容に、さすが夢少年様だと心意気を感じました。

ところで、「イスマンジェ社」で検索をかけてみたら、まずtopにこちらのブログが掲載されていて、

さすが!

と思うと同時に嬉しかったです!!

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