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2008年12月 7日 (日)

オーガニック カーボン ヒーター

メカニカルエンジニアとして技術開発・問題解決に永く携わってきた者です。

問題・課題は何か→原因は何か→ 解決策は→最善策は→実施方法→結果評価→将来の課題対策。

一連のステップ中もっとも困難な過程「解決策」出し、アイデア出しには苦労してきた。ブレーンストーミング・水平思考・特性列挙法・・・・・NM法・  KJ法・  KT法果てはTM瞑想、見聞きした手法は次から次と試みてみました。

特許検索「パトリス」をオンラインで使用出来る様になり、パテント情報を相当に活用してから仕事は幾分楽になりました。

1997 年3/3日号 日経メカニカル誌にて「TRIZ」が紹介されその内容に驚嘆と衝撃の戦慄「しまった」と「そう言う訳でか」が錯綜したのを思い出します。
ここまで体系立てて分析・構築され、国家機密の技術として堅持されていたのか。

当時のアメリカとの「人口数」「経済力」を比較しても技術力の上位性の源泉が不思議でならなかった。
冷えない冷蔵庫・すぐ破けるパンストなど社会生活用品の粗悪評は聞こえていた。
一方「ミグ戦闘機」(高度20 kmをマッハ3での飛行)・「有人宇宙飛行船ボストーク」(宇宙一番乗り)など当時アメリカの技術を越えるロシアの特異な軍事技術力の源泉の一端を得心出来た気がした。

以来「TRIZ」に留意  しかし零細企業での環境にては未だにTRIZソフトを駆使した事は無い。

結局、個人的に「TRIZ」手法のエッセンスを手探りで活用し続けました。

同様な環境で苦労されている方に多少なりともメソッドを活用していただける様に経験則を提示していくつもりです。

特に個人単独での活用に効果的と思われます、又コンピューターを使わずにハンディーに活用出来る「グッズ」にまとめて提示するつもりです(だいぶ後々になります)。

「TRIZ」が日本で早々に普及しないのは、ソフトに頼り過ぎ・ソフトが高額(コストパフォーマンスは大変高いと思いますが)な為と感じております。

ブログ形式で最近の話題・見聞きした事・思いだしに絡めて「アイデア出し」・「問題解決」のメソッドを書き綴るつもりです。

投稿ペースは当面「週に一度ぐらい」を考えております。

初球は電気ストーブに関してです。

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寒い季節が始まりだしましたね。
カーボンヒーター  ?  最近よく見聞きします。
量販店店頭で動作中のヒーター前に立つと「おー 暖かい」と感じます。
大流行したハロゲンヒーターに比べてそれほど明るく発光している訳でもないのに。
発熱体は割合と太いんだなと感心。
えーー、発熱体は植物繊維 ?? 何じゃこれは ??  300 Watt 小さいな !!
と言う訳で好奇心がむくむくと湧き上がって来ました。

「カーボン」と言うから黒鉛(グラファイト)だろーと思いこんでいたのだか、なんと「綿織りひも」を炭化させだ発熱体だ。接近して観ると確かに綿ロープの面影が見取れる。

綿・炭化 →ポロポロ→構造体不可能→当然発熱体不適と発想してしまいますね。
オーガニック カーボン ヒーターだ。
たぶん この技術でしょう。

国際出願番号 : PCT/JP99/02251
国際公開番号 : WO99/56502 
出願人 : 株式会社イーテック 外1名   発明者 : 広畑 健 外2名
発明の名称 : 炭素発熱体およびその製造方法
http://www2.ipdl.inpit.go.jp/begin/BE_DETAIL_MAIN.cgi?sType=0&sMenu=1&sBpos=1&sPos=3&sFile=TimeDir_15/mainstr1228546686937.mst&sTime=0
文中一部・・・   実施例7 木綿繊維を炭化させた炭素繊維を用いて、フェルト状炭素繊維布(密度:0.063g/cm3、空隙率96.2%)を製造した。
この炭素繊維布(270×7×6mm、室温でのみかけの抵抗値:50Ω)および石英ガラス管(外径:12mm、内径:10mm)を用いて、実施例6と同様の方法により炭素発熱体を製造した  ・・・・

強度を上げ崩れないように大いに研究したのだろうなと感心。   

安価なヒーター線材ならニクロム線・カンタルA1線(ニッケル80% 鉄20%程の合金線)だろう、しかしこれも日本にとっては輸入資源だ。
綿炭化発熱体これは毎年にでも生産出来る自給材、知恵と工夫と努力により開発された物だろう。

大いに拍手を送りたい。

このオーガニックカーボンヒーター水分に反応しやすい領域の赤外線が放射されるとのこと。
ハロゲンヒーターに比べ2倍ほど発生するらしい、それで暖かく感じたのか むー。
今後食品の加熱・乾燥など広く利用される気がします。

 エジソンは電球フィラメントの改良で6000種類以上の材料でテストを試み、偶然に竹が適している事を発見。
更に竹材を1200種類も集め京都産が最適と絞り込んだという逸話を思い出した。

しかしエジソンが実用化・普及のきっかけを作ったフィラメント電球、エネルギー効率の悪さを理由にの10数年後には世界的に使用禁止になりそうだ。

「夜」という労働不可能の時間帯を駆逐した革命品「電球」、照明の世界からいよいよ降板だ。
関連リンク先 : イーアンドテクノロジー(株)   http://www.eet.co.jp/pch.html
:  TRIZホームページ(日本で最大・最詳) http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/ 
: 特許庁 特許電子図書館http://www2.ipdl.inpit.go.jp/begin/be_logoff.cgi?sTime=1228656791

明かり(照明)の変化をTRIZ的技術進化から見直してみましょう。

松明・たきぎ→木の実(非食性)→松ヤニ・ローソク→燭台・あんどん・ランプ→ガス灯→フィラメント電球・アーク灯・蛍光灯・放電灯 →EL・ LED   この様な変化・進化の流れと感じられるが・・・・

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技術進化パターン(TE09/12) 固体→粒体 →粉体・ゲル体→液体→気体→場(エネルギー体)

次回は鉄合金の置き換え材として超有望な(ベータサイアロンの燃焼合成による新素材「メラミックス」)について考えてみたい。

       !!     いよいよ スタート  !!

TRIZ の技術をふんだんに含んだ 問題解決手法・アイデア出し・新商品開発に効果的な手法 「アミダ メソッド」 一部公開しています。

覗いてみてください。

http://gah03167.g.dgdg.jp/p003tejun.html     制作 /夢少年    

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更に 新ブログ スタートしました!

    「図解 科学技術用語」

 リンクはこちらから http://trizmegane.cocolog-nifty.com/zukai/

科学・技術に関わる法則・定理・などを図解により簡単に解説します。

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技術進化」カテゴリの記事

コメント

夢少年さん
お久しぶりです!
このBlog,一見難しそう…と思いましたが、面白いですね〜。エンジニアの視点というのでしょうか?私が考えもしない所に注目されているので、視野が広がります。
すごいですね「オーガニックカーボンヒーター」。
輸入に頼らない知恵の産物で、しかも今までのものより2倍もあったかいなんて!日本の技術ってスゴい!
私は深く考えるのが苦手なので、ぜひTRIZ手法勉強させて戴きたいです。
また遊びにきますね。今後とも宜しく御願いします♪ pig

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